70歳以上の方と、そのご家族へ
すすめられた保険の「毎月いくら」を、一生でいくらになるかに直します。
下の4つを選ぶだけで、答えが出ます。
入力した内容は、どこにも送られません。計算はこの画面の中だけで終わります。
生活費をあなたに頼っている家族のことです。すでに独立したお子さんは入りません。
パンフレットや見積書に書いてある金額です。
払い終わっているので、この欄は計算に使いません。
証券や見積書に「払込期間」「払込満了」と書いてあります。分からなければ、その場で聞いてください。
亡くなったときに家族が受け取る金額です。
同じ年齢の方は、平均であと
払うお金にくらべて、もらえるお金は
背景
あなたが払う保険料の一部は、すすめた人やお店に「手数料」として渡ります。これ自体は普通のことで、そうやって相談の場が成り立っています。
気をつけたいのは、その渡り方です。金融庁が2026年8月に公表した資料に、次の3つが並んでいます。医療保険について、複数の保険会社に聞き取った結果です。
手数料が高い商品ほど、たくさん売れている
資料の言葉では、「初年度手数料水準を高くすれば販売量が多くなる(逆に、初年度手数料水準が低ければ販売量が低調にとどまる)という関係性が類推される」。初年度手数料水準とは、1年分の保険料にくらべて、最初の1年でいくら代理店に渡るかの割合です。
お店が選んでいるのは、最初の1年に厚く入る型
手数料の受け取り方は数種類から選べます。前倒しの強い順に「5年L字」「10年L字」「10年フラット」「完全フラット」。数を調べたところ、いちばん多かったのはいちばん前倒しの5年L字でした。
その型の契約が、いちばん早くやめられている
1年後・2年後にどれだけ残っているかを型ごとに並べると、「すべてのグラフにおいて、5年L字タイプのほうが解約率(累積)の推定値は高く、フラットタイプのほうが解約率(累積)の推定値は低い傾向が認められた」。
いちばん多く選ばれている型と、いちばん早くやめられている型が、同じでした。長く続く契約になりやすいほうを選んだ結果には見えません。(早くやめられたときは、いったん渡った手数料を保険会社へ戻す仕組みもあります。それでもこの差が出ています。)
資料に載っているのはグラフだけで、本文に具体的な数字はありません。報道で見かける「155%」といった数字は、記事がそのグラフを目で読み取った値です。ここには、本文に書かれていることだけを載せています。
調べた対象は医療保険で、保険会社の名前は出ていません。ほかの商品の数字も公表されていません。特定の会社や商品の話としては読まないでください。
なお、手数料がいくらかをお客に知らせる決まりは、いまのところありません。同じ資料が引く報告書に「募集手数料の開示を求めることも考えられる」とあり、まだ検討の段階です。ですから、聞いても答えが返ってこないことはあります。それは相手が違反しているわけではありません。
売る人が悪い、という話ではありません。ただ、すすめる理由が、あなたの側だけにあるとは限らないということです。だからこそ、その場で決めなくて構いません。
出典:金融庁「2026年 保険モニタリングレポート」(2026年8月6日公表)「4.乗合代理店向け保険商品の販売手数料等に関するモニタリング」
金融庁の公表ページを開く
その場で決めなくて構いません。急がせる相手なら、なおさらです。
この画面を、ご家族に見せる
数字が出ているので、口で説明しなくても伝わります。紙で渡したいときは下のボタンから印刷できます。
その場で契約しない
「今日だけ」「今月まで」と言われても、保険の条件は急に良くなりません。持ち帰って構いません。
これだけ聞く
「私が入らないほうがいいのは、
どんな場合ですか」
くわしい条件が返ってきたら、信頼できる相手です。「そんな方はいません」と返ってきたら、それは相談相手ではなく、売る人です。
制作:株式会社オールフェスタ(保険の販売はしていません)
平均余命は厚生労働省「令和7年(2025年)簡易生命表」の公表値を使い、5歳きざみの間は直線でつないでいます。実際の商品の条件は約款で決まりますので、契約の前にかならずご確認ください。